top of page

we are

​MISSION NAVIGATOR

LMA協会認定のミッションナビゲーターを紹介します。

 

ミッションナビゲーターはLMA理論を理解し天命・ミッションに向かって

自己実現をサポートします。

​NAOMI OKOCHI

ミッションナビゲーター1級講師
MISSION
NAVIGATOR​ 1

拠点:TOKYO

カラー:PURPLE

  • White LinkedIn Icon
  • White Twitter Icon
  • White Google+ Icon
MY STORY

はじめまして。

LMA理事長の大河内奈緒美です。

 

私は、中小企業の経営者の子供として生まれ、父と母が働く姿を目の前で見て育ちました。

時代は流れバブル全盛期。私は21歳で結婚しました。

結婚と同時に建築関係の会社に就職し、増改築の設計と工事をする新しい部署で働くようになりました。

24歳で出産しましたが、仕事が私の生きがいでもあったので、出産後3ヶ月で義母に託児をお願いし職場復帰しました。

 

 

- 女性であることは不利?

 

ところが子供は風邪をよく引き、そのたびに会社に「お休みさせてください」と私は上司に伝えると、

「子持ちはあてにならない」とチクリと毎回言われました。

「子持ちはこの業界では一人前以下なんだ…」と自分が女性であることをとても悔やみました。

「女性でも仕事ができることを上司に認めてもらいたい」

「子育て中の女性であることを言い訳にしたくない」

と私は今まで以上に仕事をするようになりました。

 

すると、風邪を引いたり、まとわりつく子供が、私はだんだん邪魔に感じるようになりました。

「おかあさぁん」と子供が近づいてくると、

「もう、なによ!」

「あとで!」

「邪魔、来ないで」

とヒステリーのように叫んでは、夜になって子供の寝顔を見ながら自己嫌悪する日々が続きました。

水中ダイブ

- 男性中心のルールから家族優先ルールの働き方へ

 

当時、建設業の世界は、男性社会でした。

その中で認められるには、男性のように働いて、男性に勝ち、成果を出さなければいけないと思い込んでいたのです。

 

しかし、子育てや高齢の夫の親との同居、家事、近所のおつきあい、子供の三者面談など、母親としての役割や妻やお嫁さんとしての役割も私は大切にしたかったため、常に葛藤を感じながらフルタイムで仕事をしていました。

 

そんなある日、私は、ふと「私にしかできないことってなんだろう?」と考えました。

会社にはいくらでも私の代わりはいるけれど、「お母さん」と呼べる人はこの子にとって私しかいないんだ。

もう誰かと戦いながら生きるのはやめよう。

人から認められるために仕事をするのではなくて、一番自分自身が納得できる生き方をしたい。

そう思ったときに「会社を辞めよう」と決意できました。

 

そして、大切な子供の生活を中心にして働ける「起業」のライフスタイルに切り替えたのです。

 

ところが、起業をしてからは、女性の起業についてきちんと学べる教科書もあまりなく、とても苦労しました。

クリスマスのあかり

- 女性目線の起業の教科書がない!

 

「何をどのように判断して行動するべきなのか?」

「売上をあげるためにまず、何からはじめなくてはいけないのか?」

こういった基本中の基本がまったくわかっていませんでした。

 

当時、起業に関する情報は、男性経営者向けのセミナーしかなく、試しに参加したものの、

難しい用語ばかりでチンプンカンプンでした。

 

結局、頼りになったのは図書館にある「起業」の本だけでした。

 

その本も、男性が書いた難しい言葉が並んでいて、

子育て中の女性がすぐに理解できるレベルのものではありませんでした。

 

まだインターネットもない時代だったので、女性の起業についての情報はとても乏しく、

売上をあげるために、具体的に何から手をつけたらいいのかわからず、

とても心細く、不安と焦りの気持ちでいっぱいでした。

ミスティウッドランド

- 不安と後悔で心揺れながらも8ケタの売上達成

 

誰にも相談できず、子供が寝静まった夜中に、不安と孤独におびえてひとりで泣く日が続きました。

 

「あのまま会社で続けていたほうがよかったかも」と何度も後悔の気持ちが頭をよぎりました。

 

自分で決めたんだからやらなくちゃ!と勇気を奮い立たせ、

保育園に子供を預けている9時から3時の間だけは仕事の時間と決め、

とりあえず、売上をあげるために「下手な鉄砲 数打ちゃ当たる」の精神で飛び込み営業を毎日続けましたが、

仕事がなければ、失業者同然でした。

仕事の依頼がしばらくない時期は、やる気も起きず、家の布団をベランダで干しながら

「私、何をやってるんだろう?」って落ち込みました。

 

公務員の妻なんだから、無理に働かなくってもいいでしょ?と陰で言われもしました。

u07266901i237_middle.jpg

- 後ろ盾がなくても、看板がなくてもできたという自信!

 

それでも、私は「○○さんちの奥さん」「○○ちゃんのお母さん」だけではない、

「ひとりの人間として世の中の役に立つ意味」をどうしても見つけたかったのです。

 

失敗もたくさんしました。

 

今思えば自分のことしか考えておらず、知らないうちに家族や周りのひとたちに迷惑をかけてきたこともたくさんあります。

 

そしてついに、いろいろな方の協力をもらって、月1000万円という売上を達成することができました。

 

後ろ盾も、看板がなくても、子育て中のママでも、ここまでできる!と自信になりました。

子供が4歳と2歳になった頃でした。

 

そんなある日、子育てのために専業主婦になったママ友から悩みを聞きました。

 

「あなたはいいわね。義理のお母さんがいてくれるし起業して働けるから…。

私は30歳の壁があって、再就職したくてもできないのよ。」

 

私はその言葉を聞いて

「母という役割を大切にすると、社会から取り残されてしまう社会ってなんかおかしいんじゃないかしら?

子育て中でも母として誇りを持ちながら、自分の才能が社会の役に立つことが実感できて、

将来、起業や再就職の準備ができる働き場所があってもいいのに!」と思いました。

 

そんな理想の働き場所が近くにないか調べましたが、どこにもありませんでした。

u07266901i281n01s02.jpg

-母という役割を大切にしながら働ける場所を創るチャレンジ!

 

世の中にないなら、未熟かもしれないけど私がやるしかない!

そう思ってママのママによるママのためのNPO(ソーシャルビジネス)を立ち上げました。

 

私がこれからやろうとしていることを話し、その理想に感化された地域のママたちが集まってくれました。

 

私は、集まってくれたママたち一人一人に向き合い、

それぞれが持っている好きなこと、得意なことをヒアリングし、

一番その人が好きなことで、かつ人の役に立てると思うことを実現するために共に行動していきました。

 

まずはじめに手がけたのは、地域にまだほとんどなかった一時預かりの託児事業でした。

 

結婚出産前に身につけた保育経験や、保育士免許を持ったママたちがスタッフになり、

ワークシェアリングしながら自分の子供を連れてきてもOKの継続的に働ける場所をつくりました。

 

ママたちと話し合って、ルール、料金、サービス内容、シフトの組み方などをオリジナルでつくっていきました。

 

働いているスタッフの子供さんが急に熱を出したときは、いつでもほかの人が代わってあげられる、

支え合い、たすけ合いのhelpメールシステムをつくりました。

自分たちのつくった組織で、自分たちがつくったサービスを提供し報酬をいただく。

 

こうした経験を通して彼女たちは、家庭のママの顔だけでなく、地域に役立つプロとしての顔に変わっていきました。

u07266901i256_middle.jpg

- 理不尽な転機は順風満帆な時にやってくる!

 

こうした私たちの活動を新聞で知った企業や行政、学校も徐々に協力を申し出てくれました。

最初は数人で始めた事業でしたが、ファンが増え、企業さんをぐんぐん巻き込み、

地域との強固な信頼関係をつくることができました。

 

3年で3店舗の託児ルームを、30人の有給スタッフで補助金や助成金に頼らない自立運営ができ、

年間8ケタの収益を出するまでに成長しました。

こうした私たちの活動を、県から優良コミュニティビジネスとして表彰されました。

 

順風満帆だと思われた矢先、スタッフと運営者側との意見の対立が起き、組織がぐちゃぐちゃになりました。

 

信頼していた仲間から、「ここにサインをすれば裁判沙汰にはしない」といわれ、辞任届にサインをしました。

 

サインをした瞬間、私は、今まで作り上げてきた、

"実績" "看板" "肩書き" "組織" "仲間" "お金"

すべて失ってしまいました。

 

ゼロから立ち上げた組織なのに…。

なんでこんな仕打ちを受けなければならないの?

 

私は、私を追い出した人たちを憎みました。

 

状況が受け入れられず、くやしくて最初はすべて誰かのせいにしました。

誰かのせいにしていると、どんどん人生が転落していきました。

 

あるとき、ふと思い出したのです。

 

追い出される一年前頃から始まっていたモヤモヤした感情を…。

ハート型クッキーカッター

- マイナスからの再出発!

 

私はうまくいった成功を、さも自分が一人でやり遂げたかのように思い、

スタッフへの感謝も忘れていました。

 

自分が組織のリーダーとして、次の一手のイメージを描けず、何をどのように考え、

何を基準に判断し行動したらよいのか全くわからなくなっていたことを思い出しました。

 

自分が成功に酔いしれたときから、すべての歯車が狂い始めていったことに気づいたのです。

 

30人のスタッフをかかえていたにもかかわらず、個人からリーダーへの脱皮ができず、

リーダーが当然もつべきマネジメントの知識と勇気が圧倒的に欠けていたのです。

u07266901i238_middle.jpg

- 捨てる神あれば拾う神あり

 

今まで人のせいにして、リーダーとして自分のやるべきことをやらないでいた、

卑怯な自分がいたことを心の底から反省しました。

私は一大決心をし、もう二度と人のせいにすることをやめようと決めたのです。

 

ちょうどその頃、「P.F.ドラッカー」の本を知人から紹介されました。

「P.F.ドラッカー」は人類史上初めてマネジメントという分野を体系化した人です。

彼の思想は世界中の経済界にも大きな影響を与えつづけています。

日本においてもソニー創業者の盛田昭夫氏やイトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊氏、

ユニクロ社長などドラッカーの影響を受けて事業を成功させたと言われています。

 

難解な本でしたが、手ほどきを受けつつ、学んでいきました。

 

学んでいくうちに、なぜ私が失敗に追い込まれたのか、すべての答えが彼の本に書いてありました。

マネジメントを成功させる王道のルールがあることを知りました。

 

 

さらに「マネジメント」は企業の社長など一部の人がもつだけではなく、

「あらゆる人が経営者のように自己マネジメントする時代が来る」ということが書いてあり、びっくりしました。

 

普通の人たちが経営者のような考え方なんて持てるんだろうか?とも思いました。

 

 

 

同時に、私は心理学にも非常に強い関心を持ちました。

どうして私は失敗したのか。

いつまでもクヨクヨと悩み続ける自分に振り回されたくないと思ったからです。

 

うまくいく人はどのような心の傾向性があるのか?

どうして人は幸せになろうとしても、うまくいかないのか?

それは何が妨げているのか?

妨げているものを取り除くためにはどうすればよいのか?

 

セラピー・自己啓発・精神世界関連の文献翻訳家である浅岡夢二先生のもとで

心理学を深く学びつつ、自分を実験台にしてチャレンジしてみることにしました。

 

最初は、目には見えない心の世界については半信半疑でした。

ところが、深く自分の心の湖に潜り、自分のもうひとりの自分と対話していくと

心はあるシンプルなルールに従っていることがわかりました。

心は一見つかみどころがないように見えますが、コントロールが可能であることを知りました。

 

また、組織のマネジメントと、自分の心のマネジメントは表裏一体であることが分かりました。

それは「真理」と言われるものとまったく同じルールだったのです。

u07266901i240_middle.jpg

- 愛され共感され繁栄し続ける起業の教科書!を創る

 

ちょうどそのころ、世間は女性の起業ブームでした。

10年以上も日本の景気が上向かず、リストラも行われていたので、

起業に関する本や情報が出回っていました。

私の周りにいる女性たちも「このままではいけない。何かしなければ。」という

不安から、手当たり次第にいろいろなセミナーや勉強会に行くものの

結局、何をしたらよいのかわからない。何から始めたらよいのかもわからない。焦りだけがつのる。

というループにはまっていました。

 

特に女性の起業は、男性のそれと同じ手法ではうまくいきません。

不安から始めるのではなく

自分自身のできること、安心して始められる「小さな種」から始めて、

それをどんどん大きくさせていく農耕的なやり方のほうがうまくいくのです。

 

その種は、自分自身の中にあると発見することから始まります。

 

男性的な起業の思考と女性的な起業の思考では、大きな隔たりがあることも事実です。

男性的な思考から始めてしまうと、女性本来の力が発揮できずに終わってしまうことも目にしてきました。

u07266901i190_large.jpg

- 女性起業家だけにとどまらないプログラムへ

 

ところが、女性向けの起業プログラムを提供していく中で違和感が・・・。

 

「周りから認められたい」ためにビジネスをしようとする人。

自己肯定感(※ありのままの自分を受け入れている状態)が低く

自分の価値や魅力がわからないでいる人、

自分の人生は自分で決めて生きて良いと知らない人

「自分がどうしたいのか」が抜け落ちて「人からどう思われるか」を物事の判断基準に

している人があまりに多いことにびっくりしました。

 

 

今後ますます「個」の時代に突入している今、「自分を知る」ことは必須事項です。

ところが、好きなこともわからないし、何がやりたいのかもわからない、

と自分を傷つけ自信を持てずに苦しんでいる人が多い現実を目の当たりにしました。

 

 

HOW toなどを教える起業塾は世の中にたくさんありますが、

心の構造や扱い方、自分との対話の仕方を知り、幸福感の中で自分のオリジナルビジネスを提供できる

本物の起業家を輩出したい。という信念があったので、プログラムはきめ細かく汎用性のあるものとなっていきました。

 

 

そんなある日、就職活動をする学生や、中小企業の人材育成にもこのプログラムを提供できないか?

と問い合わせがありました。

「個」の時代に突入している今、企業も変わろうとしていて、

指示待ち人間よりも自ら積極的に動く人材を欲しがっている。

しかし、企業の体制も変われないでいる。

何か起爆剤となるようなプログラムはないものか?という悩みに応えたのが「志ワークTMでした。

 

 

個人にも組織にも対応できる人材開発プログラムを提供するLMA協会を立ち上げたのでした。

 

これまでの私の人生をふりかえると

自分自身の起業、NPOの成功と失敗、女性起業塾、LMA協会と変遷はありましたが、私の中心軸は変わっていません。

「オンリーワンの個性を輝かせ幸せで豊かな人創り」をこれからも同志とともに進めていきたいです。

VOICE   この講師の講座を受講した方の声
MESSAGE  大河内先生はこんな人
IMG_9238.JPG

​大河内先生は確実なセッションをします。

大河内先生だったら「なんとかしてくれる」と思える安心感が最大の魅力です。

真面目そうに見えて、お茶目な一面もあり、セッションは楽しいものになるでしょう。

 

もともと女性のための起業塾もしていた経験があるので、幅広い知識で、皆さんのサポートをしてくれます。起業にも興味がある方はぜひ大河内先生のセッションにお申し込みを!

bottom of page